東京株式(寄り付き)=売り先行、FOMCの影響は限定的か

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/06/17 09:05
東京株式(寄り付き)=売り先行、FOMCの影響は限定的か  17日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比141円安の2万9149円と続落。

 前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要株3指数がいずれも下落した。注目されたFOMCでは量的金融緩和縮小のペースが速まり、23年中には利上げが行われる可能性が高まったとの見方が優勢となったことから、主力銘柄を中心に売りを誘発した。ただ、取引終盤は下げ渋っており、特にハイテク株比率の高いナスダック総合指数は小幅の下げにとどまっている。東京市場でもFOMCの影響は限定的なものにとどまりそうだ。外国為替市場で急速に円安が進んでいることは、ハイテクや自動車など輸出セクターにはポジティブ材料。全体相場も寄り付きは売り優勢で始まったものの、ヘッジ目的で積まれていた空売りの買い戻しなども作用して、日経平均は強さを発揮する可能性がある。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
100000018
38,981.75
(10/18)
+70.55
(+0.18%)