マザーズ先物見通し：反落、クラウド関連銘柄が重し、75日線近辺が争点

本日のマザーズ先物は反落が予想される。15日の米国市場は5月小売売上高が予想以上に鈍化したほか、生産者物価指数が予想を上回る伸びを示したことが警戒材料となり、寄り付き後、下落した。FRBがFOMCを開催中で、明日の結果公表を控えた警戒感も強く、ダウ、ナスダックは終日軟調に推移した。本日のマザーズ先物は、米国市場やナイトセッションが下落した流れを受けて、反落でのスタートが予想される。クラウド関連銘柄である米オラクルが市場予想を上回る決算を発表したものの、時間外取引で下落しており、マザーズ市場のフリー<4478>などクラウド関連が相場の重しとなることが予想される。日足チャートでは、75日線近辺を維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1200.0pt、下値のメドは1129.0ptとする。 ＜FA＞