アジア株 総じて上昇、上海株は続伸

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/06/10 18:28
東京時間18:04現在
香港ハンセン指数   28738.88(-3.75 -0.01%)
中国上海総合指数  3610.86(+19.46 +0.54%)
台湾加権指数     17159.22(+193.00 +1.14%)
韓国総合株価指数  3224.64(+8.46 +0.26%)
豪ASX200指数    7302.50(+32.30 +0.44%)
インドSENSEX30種  52274.38(+332.74 +0.64%)

 10日のアジア株は総じて上昇。中国の王商務相と米国のレモンド商務相が電話会談を行い、両国の貿易と投資関係推進で一致したと報じられたことが好感されたもよう。上海株は続伸。3600の節目を回復した。ハイテク株などが上昇をけん引した。台湾株は反発して1%超の上昇。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)や半導体メーカーのメディアテックなどが買われた。
   
 上海総合指数は続伸。医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、酒造会社の貴州茅臺酒、医薬品関連の上海復星医薬、飼料メーカーの通威、通信機器メーカーの聞泰科技、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が買われた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続落。電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)、オンライン生活関連サービス企業のメイトゥアンが買われる一方で、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディング、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反発。不動産会社のグッドマン・グループ、不動産開発のセンターグループ、会計システム会社のゼロ、相場情報サービス会社のアイレス・マーケット・テクノロジー、天然ガス輸送パイプライン運営会社のAPAグループが買われた。

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