◆ “巻き戻し”先行… - 109円半ばへ
やはり“巻き戻し”が先行…。
「ECB理事会&米CPI(共に10日)」を控えた“様子見ムード”を背景に、昨日は“緩やかな巻き戻し”が目立ちました。
「日米英で発生した通信障害」をキッカケに、懸念された「米10年債利回りのレンジ割れ(一時1.51%)」も昨日は見られましたが、“崩れる”には至りませんでした。
前日安値には届かない“109.273円”で支えられると、すぐに“109円半ば”へと値を戻して、そのまま昨日の取引を終えています。
◆ ただ「主だった米経済指標が不在」とあっては…?
昨日も記したように「再燃への期待」が燻っていますので、“下値の堅さ”は健在と見るのが自然です。
しかし「今日はまだ…」というスケジュール感の中、「早期の米テーパリング観測後退」という事態は何ら変わっていませんので、“上値の重さ”も残存と見るのが妥当です。
しかも本日は「主だった米経済指標が不在」というスケジュール感でもあります。
オーダー状況を見ると、“109.50-60円”に「ドル売りオーダー」が、“109.30-20円”には「ドル買いオーダー」が、それぞれまとまった規模で散見されています。
前記「米10年債利回りのレンジ割れ(本稿執筆時は1.53%)」が少々気になりますが、本日は「材料難を意識」と見ておくべきかもしれませんね。
波乱があるとすれば、「中国CPI/PPI(10:30)」で極端な数値が出た時くらいか・・・?
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:110.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:109.895(6/4~6/7の61.8%戻し)
上値3:109.751(月足・一目均衡表先行スパン下限、日足・一目均衡表転換線、6/4~6/7の50%戻し、+1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:109.636(6/7高値、6/4~6/7の38.2%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.558(6/8高値)
前営業日終値:109.481
下値1:109.333(日足・一目均衡表基準線、20日移動平均線、100月移動平均線)
下値2:109.266(ピボット1stサポート)
下値3:109.193(6/7-8安値、50日移動平均線)
下値4:109.036(5/27安値、50月移動平均線、大台、ピボット2ndサポート、-1σ)
下値5:108.882(200週移動平均線、日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表転換線、4/23~6/4の50%押し、ピボットローブレイクアウト)
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