前引け:全面高、オイルマネーの買い観測で市場ムードは良好

配信元:メルトレ
投稿:2010/02/17 12:14
 前引けの日経平均株価は210.37円高の10244.62円、TOPIXは15.7ポイント高の900.87ポイントで終了。東証1部の値上がり銘柄数は1371、値下り銘柄数は187。出来高は8億2970万株、売買代金は5781億円でした。

 米国では、EU財務相理事会でのギリシャ再建計画承認やNY連銀景気指数の上昇が好感され、素材・金融・資源などのセクターが堅調。日本株も米株高を好感して寄り付きから全面高。売りバスケットが確認されないことや円安に加え、オイルマネーの買い観測、クレディスイスによる225先物買戻し観測も流れ、日経平均・TOPIXともに大幅高で前場の取引を終了しました。

 業種別株価指数は、全33業種中、32業種が上昇。個別では、10年4月期の営業利益予想を前期比2.3倍の9億5500万円に増額修正したクックパッド<2193.T>、大手業界紙が3面記事で紹介したソースネクスト<4344.T>、筆頭株主が保有株14万株のうち13万株を投資会社へ譲渡したと発表したラ・パルレ<4357.J>、3Gデータ通信と音声通話に対応したSIMがモトローラ端末に採用された発表した日本通信<9424.J>、三菱UFJ証券がレーティングを「2」から「1」に格上げした商船三井<9104.T>、サウジアラビアに海水を淡水化するフィルターの組み立て工場を建設すると報じられた東洋紡<3101.T>、マッコーリー証券がレーティングを「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」に格上げした太平洋金属<5541>、ゴールドマンサックス証券がアジアの鉄鋼株の中でも強気に見ていることが伝わったJFEホールディングス<5411.T>などが上昇しました。

 半面、三菱UFJ証券レーティングを「2」から「3」へ格下げした日本製紙G本社<3893.T>&王子製紙<3861.T>、昨日のシティグループ証券の格下げに続き、本日は大和証券がレーティングを「2」から「3」へ格下げした住友商事<8053.T>、KBC証券がレーティングを「バイ」から「ホールド」へ、目標株価を475円から390円へ、それぞれ引き下げたGMOインターネット<9449.T>、前期純利益を従来予想の8億8000万円から2億8100万円に下方修正した東亜石油<5008.T>、09年12月期の連結営業利益が前期比86%減の1億2500万円となったトーア紡コーポレーション<3204>、2010年2月期の経常利益予想を2億2000万円の黒字から6億7000万円の赤字に下方修正した鈴丹<8193.T>、下方修正&減配を発表した日本コマーシャル投資法人<3229.T>などが下落しました。

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配信元: メルトレ

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