アジア株 軒並み下落、上海株は反落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/05/13 18:44
東京時間18:33現在
香港ハンセン指数   27718.67(-512.37 -1.81%)
中国上海総合指数  3429.54(-33.22 -0.96%)
台湾加権指数     15670.10(-232.27 -1.46%)
韓国総合株価指数  3122.11(-39.55 -1.25%)
豪ASX200指数    6982.72(-62.15 -0.88%)
インドSENSEX30種  48690.80(休場)

 13日のアジア株は軒並み下落。4月の米消費者物価指数が予想を上回り、インフレ警戒感から米長期金利が上昇した。これを嫌気して米国株が大幅安となったことを受け、アジア株は売り優勢で推移した。上海株は反落。前日17時半に発表された4月の新規人民元建て融資が市場予想を下回ったことなどが重石となったもよう。台湾株は4日続落。直近の高値圏から大きく値を崩している。シンガポール市場、インド市場は休場。
   
 上海総合指数は反落。化学品メーカーの万華化学集団、酒造会社の貴州茅臺酒、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は急反落。通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディング、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続落。会計システム会社のゼロ、決済サービス会社のアフターペイ、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、資源・鉱山会社のBHPグループ、不動産会社のミルバック・グループ、不動産会社のグッドマン・グループが売られた。

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