<注目銘柄>=ADプラズマ、昨秋以降に受注急回復
アドテック プラズマ テクノロジー<6668.T>は、上期(20年9月~21年2月)決算の説明会を4月23日に行って以降、成長性への期待から上昇局面にあるが、上値余地は大きい。
同社は、半導体や液晶パネルの製造装置に搭載され、半導体ウエハーやガラス基板の表面に膜付・エッチング加工などを行うためのプラズマを発生・制御する高周波電源装置などを製造・販売している。5GやIoT、デジタルトランスフォーメーション(DX)化をキーワードにした半導体用途の拡大と、自動車向け半導体需要の急増などを受けて昨秋以降、半導体不足が顕在化。これにより半導体業界の設備投資の動きが活発化しているが、同社も第2四半期から受注環境が急速に改善している。
上期決算は、営業利益4億4400万円(前年同期比1.5%増)と小幅増益だったが、21年2月の受注高(単体)は昨年10月比倍増以上で、その後も高水準を持続しており21年8月期営業利益9億5000万円(前期比8.6%増)は増額修正の公算が大きい。22年8月期には同17億円に拡大すると予想する調査機関もあり、高成長期待を背景とした株価の水準訂正が当面続きそうだ。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
同社は、半導体や液晶パネルの製造装置に搭載され、半導体ウエハーやガラス基板の表面に膜付・エッチング加工などを行うためのプラズマを発生・制御する高周波電源装置などを製造・販売している。5GやIoT、デジタルトランスフォーメーション(DX)化をキーワードにした半導体用途の拡大と、自動車向け半導体需要の急増などを受けて昨秋以降、半導体不足が顕在化。これにより半導体業界の設備投資の動きが活発化しているが、同社も第2四半期から受注環境が急速に改善している。
上期決算は、営業利益4億4400万円(前年同期比1.5%増)と小幅増益だったが、21年2月の受注高(単体)は昨年10月比倍増以上で、その後も高水準を持続しており21年8月期営業利益9億5000万円(前期比8.6%増)は増額修正の公算が大きい。22年8月期には同17億円に拡大すると予想する調査機関もあり、高成長期待を背景とした株価の水準訂正が当面続きそうだ。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
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