スクエニHD、前期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7円増額

配信元:株探
投稿:2021/05/11 15:00
 スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> が5月11日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の400億円→499億円(前の期は320億円)に24.8%上方修正し、増益率が24.6%増→55.5%増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の94.6億円→193億円(前年同期は164億円)に2.0倍増額し、一転して17.5%増益計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の61円→68円(前の期は54円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2021年3月期の通期連結業績予想に関して、デジタルエンタテインメント事業が全般的に堅調に推移したことに加えて、出版事業における紙媒体及び電子媒体の販売が好調であったこと等により、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を上回る見込みです。

 当社グループは、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要政策の一つとして位置づけ、2021年3月期に係る株主還元政策としては、連結配当性向30%を目安としております。当期の期末配当金予想については、上記業績予想の修正を踏まえ、1株につき58円(年間配当金は1株につき68円)に修正いたします。
配信元: 株探

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