大崎電、前期経常を31％上方修正

　大崎電気工業 <6644> が5月10日朝(08:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の22億円→28.8億円(前の期は35.4億円)に30.9％上方修正し、減益率が37.9％減→18.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14.5億円→21.3億円(前年同期は15.9億円)に46.7％増額し、一転して33.7％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期連結業績予想につきましては、主に国内計測制御事業においてスマートメーターおよびエネルギーマネジメントサービスの売上が前回予想を上回ったこと等により、売上高および利益を上記のとおり修正しました。●特別損失の計上について主に当社の電力量計生産設備について、将来の回収可能額を検討した結果、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、2021年３月期において下表のとおり減損損失を特別損失として計上することといたしました。なお当特別損失は、上記の連結業績予想数値に織り込んでおります。対象事業用資産　　　　　場所　　　　　　　　　　　　　減損損失の計上額電力量計生産設備　　　 埼玉県入間郡三芳町　　　325百万円　　　製造装置生産設備　　　 埼玉県入間市　　　　　　　 31百万円合計　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　357百万円※本資料の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって予想値と異なる場合があります。