日経225先物は11時30分時点、前日100円高の2万9410円(+0.34%)前後で推移。寄り付きは2万9310円と、シカゴ先物清算値(2万9365円)を下回って始まり、現物の寄り付き直後には2万9230円まで軟化。しかし、ナイトセッションでのボトム水準だった2万9200円を割り込まなかったこともあり、売り一巡後は買い戻し優勢の動きから上昇に転じている。前場半ばには一時2万9460円まで上昇幅を拡大し、6日につけた高値2万9440円を上回る場面も見られた。
セクターでは米国同様にバリューシフトの動きが見られているものの、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> やアドバンテスト <6857> の強い値動きによって、NT倍率は先物中心限月で15.21倍とレンジ上限に位置する75日移動平均線水準での攻防。グローベックスの米株先物は小幅ながらナスダック100先物の強い値動きが目立っており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株に対する下支えとして意識されよう。
株探ニュース
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