午後:債券サマリー 先物は小反発、長期金利0.090%で横ばい
30日の債券市場で、先物中心限月6月限は小反発。需給懸念の後退から堅調な展開となったが、大型連休を前に様子見ムードが広がりやすく上値は重かった。
債券先物は買い優勢でスタートし、午前には一時151円39銭まで上昇。日銀が28日夕に発表した5月の国債買い入れ方針で、各年限とも減額されなかったことが安心感につながった。ただ、大型連休を前に一方向には持ち高を傾けにくいとあって上値を追う勢いには乏しい状況。29日に発表された米1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回るなど米景気回復を示す経済指標が続いていることから、米長期金利の先高観が根強いことも円債の重荷となっている様子だった。
先物6月限の終値は28日に比べ2銭高の151円34銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、28日に比べて横ばいの0.090%だった。
出所:MINKABU PRESS
債券先物は買い優勢でスタートし、午前には一時151円39銭まで上昇。日銀が28日夕に発表した5月の国債買い入れ方針で、各年限とも減額されなかったことが安心感につながった。ただ、大型連休を前に一方向には持ち高を傾けにくいとあって上値を追う勢いには乏しい状況。29日に発表された米1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回るなど米景気回復を示す経済指標が続いていることから、米長期金利の先高観が根強いことも円債の重荷となっている様子だった。
先物6月限の終値は28日に比べ2銭高の151円34銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、28日に比べて横ばいの0.090%だった。
出所:MINKABU PRESS
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