キヤノン、今期税引き前を20％上方修正、未定だった配当は10円増配

　キヤノン <7751> が4月26日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。21年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前利益は前年同期比91.4％増の660億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1765億円→2110億円(前期は1302億円)に19.5％上方修正し、増益率が35.5％増→62.0％増に拡大する見通しとなった。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を45円(前年同期は40円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も45円実施する方針とした。年間配当は前期比10円増の90円に増配となる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の4.2％→8.4％に大幅改善した。

株探ニュース