NY株式市場(12日)ダウ平均は先週末に過去最高値を更新した反動安か⁈−3年・7年米国債入札で需要動向を確認へ
12日のニューヨーク株式市場でダウ平均は反落スタートとなりそうだ。
ダウ平均は、先週末の取引でほぼ高値引けとなり過去最高値を更新した反動から利益確定売りが高まりやすい寄り付きを迎えそう。
特に先週末は取引時間残り1時間を切った引け際に150ドルほど上げ幅を拡大して3万3800ドル台に乗せた分を帳消ししてもおかしくないだろう。
取引時間中には金利動向を見極める上で注目される3年債と10年債の入札を控えているほか、今週後半から本格化する主力企業の決算発表を見極めたいとの姿勢も根強い相場環境が続きそうだ。
個別銘柄では、大型買収を発表したマイクロソフトの株価動向が注目されている。
マイクロソフトは、人工知能や音声認識ソフトを手掛けるニュアンス・コミュニケーションズを160億ドルで買収することを明らかにしており、先週末に続いて連日で過去最高値を更新できるかどうか地合いの強さを確認したいところだ。
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