新興市場銘柄ダイジェスト:ベビーカレンダーはストップ安、フェスタリアがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2021/04/06 16:07
<7363> ベビーカレンダー 10050 -3000
ストップ安。東証が6日から信用取引に関する規制措置を強化したことが嫌気されている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)に引き上げられた。日証金も増担保金徴収措置を実施した。信用取引の規制強化で売買が落ち込むとの懸念に加え、ベビーカレンダー株は短期間に急騰しているため、利益確定売りを出している向きもあるようだ。

<7623> サンオータス 469 0
一時ストップ高。京浜急行電鉄<9006>と提携し、電動キックボードシェアリングサービスを12日から開始すると発表している。京急グループの観音崎京急ホテル(神奈川県横須賀市)と横須賀中央駅前にパーキングステーション(専用ポート)を設置し、キックボードを専用アプリで貸出・返却、決済する。観音崎エリアの周遊に加え、観音崎京急ホテルと横須賀中央駅間の交通手段として乗り捨てサービスも実施する。ただ、買い一巡後は上げ幅を大きく縮小している。

<4431> スマレジ 5850 -30
一時大幅反発も下落に転じる。クラウドPOSレジ「スマレジ」の3月の登録店舗数が9万5062店になったと発表している。前月比で1.2%増で、そのうち有料プランは2.5%増の1万9322店だった。新型コロナウイルスの感染拡大で外食産業の先行き不透明感が強まる中、セルフオーダー機能で店員と来店客の接触を避けられることが感染防止につながると評価され、今後も需要が堅調に推移するとの見方が広がっているようだ。これを好感して朝方こそは高く寄り付いたものの、地合いの悪化もあってその後は下落に転じている。

<2736> フェスタリア 1720 +300
ストップ高。21年8月期第2四半期累計(20年9月-21年2月)の営業損益を従来予想の1.35億円の黒字から2.67億円の黒字(前年同期実績1.61億円の赤字)に上方修正している。高付加価値商品が堅調に推移し、売上総利益率が3.0ポイント上昇したことに加え、販売効率の向上や販管費の減少で利益が押し上げられる見込み。通期予想(2.80億円の黒字、前期実績4.98億円の赤字)は先行きが不透明として据え置いた。

<2195> アミタHD 3285 -15
年初来高値も後場にマイナス転換。大平洋金属<5541>と資本業務提携契約を締結すると発表している。大平洋金属はアミタHD株38万8000株(議決権所有割合33.19%)を主要株主から1株当たり2690円で取得し、筆頭株主となる。業務提携ではニッケル循環調達モデルの構築のほか、サーキュラーエコノミーを軸とした新規共同事業による持続的な収益源の拡大、カーボン・ゼロ社会実現に向けた新規事業開拓などで協業する。

<6027> 弁護士コム 9280 +160
大幅に反発。Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」が富士通<6702>が提供する契約管理システム「ContractEyes」と5日からシステム連携を開始したと発表している。ContractEyes上で契約審査した案件をクラウドサインに連携させて電子契約できる。契約締結後は契約内容をContractEyesに自動的に取り込めるため、システム利用者が電子契約を効率的に管理・運用し、契約管理業務の負荷を軽減できるとしている。 <ST>
配信元: フィスコ

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