新興市場銘柄ダイジェスト:KTKは大幅反落、ベビーカレンダーがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2021/04/05 16:15
<7363> ベビーカレンダー 13050 +3000
ストップ高。菅義偉首相が子育て政策に省庁横断で取り組む「子ども庁」の創設を目指す意向を示したと報じられ、買い材料視されている。菅首相は「子どもは国の宝でここにもっと力を入れるべきだ。光をあてる政策をきちんとやっていきたい」と述べたという。首相は1日に子ども庁創設を自民党内で検討するよう指示した経緯があり、ベビーカレンダーや幼児活動研究会<2152>など関連銘柄に引き続き買いが集まっている。

<3035> KTK 430 -20
大幅反落。21年8月期上半期(20年8月-21年2月)の営業利益を前年同期比29.5%増の2.53億円と発表している。基幹事業のリサイクルトナー等の出荷が堅調に推移した。ITソリューション商品・サービスなどの拡販も増益に寄与した。通期予想は前期比3.9%増の3.30億円で据え置いた。好決算ながらも、株価は前週末にかけて大きく上昇していたことから、材料出尽くし感に繋がっているようだ。

<3674> オークファン 1892 +77
大幅反発。子会社が運営する「NETSEA」などBtoB卸モールで3月の月間流通額が9.1億円となり、過去最高を更新したと発表している。前年同月比では美容・健康(64%増)や店舗用品・事務用品(60%増)、家具・インテリア(54%増)、家電・AV・PC(53%増)などが伸長した。新型コロナウイルスの影響で消費者の購買行動が変化し、ECサイトの利用拡大に結び付いた。

<4394> エクスモーション 1554 +54
年初来高値。21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の営業利益を前年同期比46.8%増の0.47億円と発表している。コンサルティング事業でオンラインによるコンサルティング・トレーニングが定着しているほか、企業向けDX人材育成プログラムや実践型ナレッジ提供サービスが寄与した。通期予想は前期比59.8%増の1.42億円で据え置いた。進捗率は33.1%。第1四半期の好調なスタートが評価され、買い優勢で推移している。

<4385> メルカリ 5320 +40
大幅に5日続伸。暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行う子会社「メルコイン」(東京都港区)を設立すると発表している。メルコインは暗号資産交換業者の新規登録申請を行う予定で、21年中に事業を開始する。暗号資産事業に取り組むことで「メルカリ」での売上金のビットコインでの受け取り機能提供や「メルペイ」での決済・送金機能の提供など金融サービスの利用環境を構築する。

<6629> Tホライゾン 1308 +9
上場来高値。成形機の金型残留物検知に対応したシステム「MoldCheckEye(モールドチェックアイ)」を発売したと発表している。成形工程で起こる金型固定側への残りや落下ミス、インサート成形の金具位置ズレ・スライドコアの戻り不良などアクシデントによる金型破損を防止する。新製品の需要に期待した買いが入っているほか、同社株の連騰を受けて高値追いの様相となっている。 <ST>
配信元: フィスコ

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