キムラユニテ、今期経常を35%上方修正、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2021/03/26 11:45
 キムラユニティー <9368> が3月26日昼(11:45)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の20億円→27億円(前期は27.5億円)に35.0%上方修正し、減益率が27.4%減→2.0%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14億円→21億円(前年同期は15.2億円)に49.9%増額し、一転して38.4%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の38円→40円(前期は38円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当連結会計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響による経済活動の停滞に伴い、個人消費の低迷や輸出の減少等、景気は急速に悪化しました。海外においても国内同様、欧米中心に景気減速が回復するに至らず、先行き不透明な状況が続いております。 このような環境の中で、当社グループの業績につきましては、第2四半期以降、海外では中国の急ピッチな回復による収益の改善、国内においても自動車関連を中心とした主要顧客の予想以上の回復による受注量の増加に加え、「全員参画ワンチーム経営」の展開による日々の収益改善が進み利益率の改善が図られて来ました。 以上のことから、2020年10月16日に公表した通期の業績数値を修正するものであります。(注)上記の業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、今後、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性が有ります。

  当社グループは、株主の皆様に対する利益還元を経営における重要な課題の一つとして認識しております。当社グループの利益配分につきましては、企業体質強化と今後の積極的な事業展開に備えるため、継続的な安定配当の実施を基本としつつ、内部留保の充実に留意し、業績及び配当性向等を総合的に勘案して、配当政策を決定しております。 当期につきましては、この方針に基づく配当の実施と、当社創業140周年を迎えることが出来たことに対する記念配当として、当初の期末配当予想に対して、1株当たり2円を増額し、1株当たり21円とさせて頂きます。 これに伴い、年間配当予想も1株当たり38円から40円に修正致します。
配信元: 株探

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