今後の注目ポイントは・・・
月末に暴落した日経平均株価がなんとか700円近くリバウンドしてくれました。
米国の株式市場もダウやナスダックが反発しており、株式市場は26日の暴落がなかったように落ち着きを取り戻しています。
このまま再度米国株や日経平均株価は上昇トレンドに入り、暴落の危機は去ったのでしょうか・・・?
私は中長期的にはまだ上昇トレンドを維持していると考えていますが、短期的にはもう少し株価が乱高下しそうな気配があると考えています。
今回の株価波乱の原因は、「米国長期金利の上昇」です。
その米国長期金利が1.5%を超えて天井を打ち下落したことで、日米の株式市場も反発はしたのですが、まだトレンドが変わったという感じまではいたっていません。
加えて世界的な金融緩和の影響によるビッドコインの価格も500万円前後で利食い売りに押されているような状況です。
ですので、日経平均株価も30000円を超えた水準で戻り売りが出て上値の重い展開になるかもしれません。
再度日経平均株価が高値を更新するには、
・米国ダウ指数が高値を更新する
・米国ナスダック指数が高値を更新する
・ビッドコインが500万を超え再度上昇トレンド入りする
・米国長期金利が1.3%台まで低下する
の少なくともいずれかの状況にならないと日本株も再度の高値更新は難しそうです。
逆にいえば上記の条件のどれかでも達成できれば、再度の高値更新を狙いにいく局面に入ったといえるでしょう。
目先の日本株は戻り売り圧力が強いかもしれません。過度に楽観的にならずに気を引き締めてトレードにのぞみましょう。
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