Ｍｉｐｏｘ、今期最終を一転赤字に下方修正、未定だった配当は無配継続

　Ｍｉｐｏｘ <5381> [ＪＱ] が2月12日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は5600万円の赤字(前年同期は1億9600万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の7000万円の黒字→5000万円の赤字(前期は7800万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の5100万円の黒字→6900万円の赤字(前年同期は5900万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は7500万円の赤字(前年同期は5900万円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-0.7％→7.3％に急改善した。

株探ニュース