住友大阪が急伸、170万株を上限とする自社株買いと21年3月期最終利益予想の上方修正を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/02/10 11:26
住友大阪が急伸、170万株を上限とする自社株買いと21年3月期最終利益予想の上方修正を好感  住友大阪セメント<5232.T>が急伸している。9日の取引終了後、上限を170万株(発行済み株数の4.41%)、または50億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間はきょうから6月30日までで、資本効率の向上を通じた株主の利益還元を図るためとしている。

 また同時に、21年3月期の連結業績予想について、最終利益を100億円から110億円(前期比0.7%増)へ上方修正したことも好材料視されている。売上高2341億円(同4.5%減)、営業利益150億円(同7.0%減)は従来見通しを据え置いたものの、第3四半期(20年4~12月)の業績が順調に推移したことに加えて、第4四半期(1~3月)に政策保有株式の一部を売却したことによる売却益の発生を踏まえて見直したとしている。

 なお、第3四半期決算は、売上高1757億2200万円(前年同期比3.4%減)、営業利益114億2000万円(同6.1%増)、純利益81億4900万円(同5.6%増)だった。

出所:MINKABU PRESS
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