エレコム、今期経常を6％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　エレコム <6750> が2月9日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.8％増の119億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の142億円→151億円(前期は135億円)に6.3％上方修正し、増益率が4.4％増→11.0％増に拡大し、従来の8期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の66.1億円→75.1億円(前年同期は69.4億円)に13.6％増額し、一転して8.2％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の66円→69円(前期は61円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比16.3％増の43.2億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の14.8％→15.6％に上昇した。

株探ニュース