東洋糖、今期最終を60％下方修正

　東洋精糖 <2107> が2月4日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比50.2％減の3億1000万円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の6億円→2億4000万円(前期は7億5800万円)に60.0％下方修正し、減益率が20.8％減→68.3％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2億5800万円の黒字→1億0200万円の赤字(前年同期は3億4300万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は3200万円の赤字(前年同期は2億0700万円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の8.4％→8.1％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース