ベネフィット・ワン<2412>は28日、2021年3月期の第3四半期累計(20年4月-12月)の連結決算を発表した。売上高が前年同期並みの270.74億円、営業利益が前年同期比16.1%増の69.16億円、経常利益が同15.9%増の69.60億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.2%増の47.72億円となった。
同期間において、新型コロナウイルス感染症の影響によるサービス利用減少や健診・保健指導の実施遅れなどがありながらも、前年同期比で増益を維持した。
福利厚生事業において、新規会員獲得は中小企業で減速感があるものの、大手・中堅企業で堅調に推移した。会員向けサービスでは、利用は前年同期を下回る水準となったものの、eラーニングやECメニューなど在宅利用可能なメニューの拡充や、GoToトラベルと連動したキャンペーン企画などにより、回復傾向が見られた。
インセンティブ事業においては、ポイント交換が一部先送りとなったものの、取引先のポイント付与は増加した。また、コロナ禍における旅行や周年行事の代替策としてのニーズが高まるなど、新規顧客開拓も進んだ。
ヘルスケア事業においては、健診事業での業務見直しによる納品早期化や受診勧奨、保健指導事業でのICT面談(コンピューターを活用した遠隔面談)実施体制の拡充などに取り組んだものの、健康診断や保健指導の実施に遅れが生じた。
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同期間において、新型コロナウイルス感染症の影響によるサービス利用減少や健診・保健指導の実施遅れなどがありながらも、前年同期比で増益を維持した。
福利厚生事業において、新規会員獲得は中小企業で減速感があるものの、大手・中堅企業で堅調に推移した。会員向けサービスでは、利用は前年同期を下回る水準となったものの、eラーニングやECメニューなど在宅利用可能なメニューの拡充や、GoToトラベルと連動したキャンペーン企画などにより、回復傾向が見られた。
インセンティブ事業においては、ポイント交換が一部先送りとなったものの、取引先のポイント付与は増加した。また、コロナ禍における旅行や周年行事の代替策としてのニーズが高まるなど、新規顧客開拓も進んだ。
ヘルスケア事業においては、健診事業での業務見直しによる納品早期化や受診勧奨、保健指導事業でのICT面談(コンピューターを活用した遠隔面談)実施体制の拡充などに取り組んだものの、健康診断や保健指導の実施に遅れが生じた。
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