日本株が大きく下落しました。
日経平均は1.5%の下落、マザーズ指数は3.3%の下落となっています。
久しぶりの大きな下落で、ここから先、株価はどうなるのだろうか・・・と心配されている方もいるかもしれませんので私なりに解説します。
私は今回の下落は一時的であり、押す目買いのチャンスなのではないかと考えます。
今回の下落の発端は「米国株」です。
これまで上場来高値を更新し続けていた米国株が、やや足踏み状態となったことで売りが出やすかった状況に加え、米大統領交代やテスラ、アップルといったこれまでの株高を支えていたハイテク株の決算発表など、複数の材料が出尽くしたタイミングが重なり、一時的な米国株の下落につながったものと考えています。
ですので、今回の下落は、年に数回ある小規模な下落だと考えておりそれほど不安視していません。過熱感が薄れたタイミングで反発してくるのではないかと考えています。ただ個別銘柄で見ると物色対象が変わってきそうです。
個別銘柄のチャートをみてみると、これまでチャートが右肩上がりだった銘柄の急落が目立ちます。そういった銘柄はすでにかなり割高な水準にまでPERや時価総額が大きくなっており、冷静な視点でみると買われづらくなるかもしれません。
それよりもむしろ依然PERで見るとそれほど割高感もなく、業績も安定して伸びている知名度は低いものの業績好調な銘柄が買われてくるかもしれません。
ですので株価指数で見ると押し目のタイミングですが、個別銘柄では物色対象に変化が出てくるかもしれません。
「これまで注目していたけど株価が上がってこなかった銘柄」に再度着目してみましょう。うまくいけば株価上昇の初動に乗れるかもしれませんよ。
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