東洋建、今期経常を一転17%増益に上方修正・3期ぶり最高益、配当も8円増額

配信元:株探
投稿:2021/01/27 16:30
 東洋建設 <1890> が1月27日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の77億円→107億円(前期は91.6億円)に39.0%上方修正し、一転して16.7%増益を見込み、一気に3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の39.3億円→69.3億円(前年同期は44.1億円)に76.3%増額し、一転して57.1%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→20円(前期は15円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)個別業績予想 売上高は、国内建築事業において一部工事の着手が計画より遅れたことや、海外建設事業において新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う進出国のロックダウンにより、施工を中断せざるを得ない期間が長期化したことから、前回予想を下回る見込みです。(2)連結業績予想 主に個別業績予想の修正に伴い修正するものです。

  当社は、株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題と位置付けており、海外事業の更なる展開、今後の設備投資や技術開発等に備え内部留保の充実を図りながら、長期的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としております。今回の業績修正を踏まえ、期末配当予想につきましては当初予想から1株当たり8円を増配し、20円に修正いたします。(注)上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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