ポンドも売り優勢 弱い指標も市場は比較的楽観視=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/01/23 05:31
 きょうはポンドも売りが優勢となっており、ポンドドルは1.36ドル台半ばまで一時下落する場面もみられた。ただ、上昇トレンドはしっかりと維持している。英経済については市場も比較的楽観視しているようだ。

 きょうは1月の英PMI速報値が発表になっていたが、総合指数は40.6と前回から大幅に低下し、予想も下回っていた。厳格な都市封鎖の実施の影響が出たことが示された。エコノミストからは、きょうのPMIのデータは1月の英月次GDPの前月比5%縮小を示唆しているとの指摘も出ていたが、11月の2.6%縮小よりは大きいものの、昨年4月の最初の都市封鎖時に見られた18.8%縮小よりは小さいとの声も聞かれた。また、今回のデータは弱い内容ではあるが、英中銀が2月の金融政策委員会(MPC)で追加緩和を促すようなことにはならないとの見方も出ている。

GBP/USD 1.3680 GBP/JPY 142.03 EUR/GBP 0.8897

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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