バイデン新政権が発足し米国株が高値を更新する展開となりました
日本株も再度上昇トレンドに入り、日経平均株価も2月から4月にかけ30000円を目指す展開になるのではないかと期待しています。ただ、上昇トレンド入りしたとしても、上昇する銘柄を選ぶのとそうでない銘柄を選ぶのとではパフォーマンスで大きな差が出ます。
特に注意しておきたいのは・・・・
2020年に株価が大きく上がり過ぎた銘柄です。
特にコロナ禍で大きく株価が上昇したリモートワーク関連銘柄やネット関連銘柄は要注意です。というのも、これらの銘柄は2020年の株価上昇で、すでに数年先の業績まで織り込んでいる割高株だからです。
例えばコロナ自粛によりオンライン販売が増えるだろうと期待されて買われていた(4477)BASEは時価総額2800億円と巨大化しており、ざっくり5年先~10年先の成長まで織り込んでいる水準です。
またコロナ自粛によるテレワーク増加期待で買われた(4776)サイボウズも時価総額1450億円とかなり大きくなっており、ざっくり3年~5年の成長までは織り込まれている水準です。
こういった、既に数年先の高成長が織り込まれている銘柄は、市場が想定する以上の高成長を続けなければ株価が高値を超えてくることはありません。増収増益であっても想定どおりの成長にとどまったり、予想を大きく下回ることがあれば株価は一気に下落します。ですのでこれらの銘柄を短期のトレード銘柄として売買するのはありですが、成長を期待した長期投資は難しいかもしれません。
ですので、ここからはこれらのすでにかなりの高成長を織り込まれている銘柄よりは、コロナ禍でも黒字を保っている割安株に着目したほうがいいのではないかと考えています。これまで注目されていなかった地味だけど好決算銘柄が次の上昇相場の主役になりそうです。ぜひ探してみて下さい。
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