米外為市場サマリー:リスクオフのドル買いで一時103円90銭台に上昇
15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=103円85銭前後と前日に比べ5銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=125円56銭前後と同60銭強のユーロ安・円高だった。
米株式相場の下落を受け、流動性の高いドルへの需要が高まった。この日に発表された20年12月の米小売売上高が前月比0.7%減と3カ月連続のマイナスとなったほか、12月の米卸売物価指数(PPI)が前月比0.3%上昇(市場予想は0.4%程度の上昇)にとどまったことからリスクオフのドル買いが流入。バイデン次期米大統領は14日夜に1.9兆ドル規模の追加経済対策案を公表したが、事前の報道では一部で2兆ドル規模との見通しもあったことから投資家のリスク選好姿勢が後退した面もあり、一時103円91銭まで上昇した。ただ、安全資産とされる円にも買いが入りやすく、ドル円相場の上値は限定的だった。一方、イタリアやオランダの政局不安などを背景に、ユーロは対ドルや対円で売りが優勢だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2082ドル前後と前日に比べ0.0070ドル強のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
米株式相場の下落を受け、流動性の高いドルへの需要が高まった。この日に発表された20年12月の米小売売上高が前月比0.7%減と3カ月連続のマイナスとなったほか、12月の米卸売物価指数(PPI)が前月比0.3%上昇(市場予想は0.4%程度の上昇)にとどまったことからリスクオフのドル買いが流入。バイデン次期米大統領は14日夜に1.9兆ドル規模の追加経済対策案を公表したが、事前の報道では一部で2兆ドル規模との見通しもあったことから投資家のリスク選好姿勢が後退した面もあり、一時103円91銭まで上昇した。ただ、安全資産とされる円にも買いが入りやすく、ドル円相場の上値は限定的だった。一方、イタリアやオランダの政局不安などを背景に、ユーロは対ドルや対円で売りが優勢だった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2082ドル前後と前日に比べ0.0070ドル強のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
最新人気記事
-
「好配当」が8位、不安定な相場環境で根強い人気<注目テーマ> 09/18 12:20
-
「ゲーム関連」が21位にランクイン、「東京ゲームショウ2024」開... 09/20 12:20
-
本格反騰の「時は来た」、半導体復権・大化けへ「超買い場の5銘柄」 ... 09/21 19:30
-
レーザーテク、ディスコなど半導体製造装置大手が全面蜂起、米半導体株... 09/20 09:05
-
三菱UFJなど銀行株は後場上げ幅拡大、日銀政策現状維持も大型株への... 09/20 13:13
新着ニュース
新着ニュース一覧-
-
今日 12:05
-
-
今日 12:04