新興市場銘柄ダイジェスト:GA TECHは昨年来安値、RIZAPーGが大幅に4日続伸

配信元:フィスコ
投稿:2021/01/05 15:29
<4436> ミンカブ・ジ・インフ 3850 +70
上場来高値。丸三証券<8613>のインターネット専用口座「マルサントレード」に株式関連情報サービスの提供を開始したと発表している。マルサントレードは97年に開始した個人投資家向けサービス。ミンカブ・ジ・インフォノイドの株式情報の収集技術と検証データを背景にしたサービスを組み合わせ、「みんかぶ for マルサントレード」として提供する。同社株は前日も上場来高値を付けており、高値追いの投資資金が流入しているようだ。

<6550> Fringe81 332 +12
大幅に6日ぶり反発。オフィス縮小に伴い、22年3月期以降の固定費(地代家賃)が年1.02億円削減されると発表している。21年3月期の固定資産の早期償却や資産除去債務の見直しによる影響額は精査中で、開示可能となれば速やかに知らせるとしている。固定費削減が利益向上につながるとの期待に加え、同社株は20年12月4日に直近高値(602円)をつけてから下落が続いており、底打ち感が出てきたことも買い戻しにつながっているようだ。

<3491> GA TECH 2669 -446
昨年来安値。公募による新株発行435万株、オーバーアロットメントによる株式売出し上限65万2500株などを実施すると発表している。調達資金の約135億円は、RENOSY iBuyer事業の規模拡大に向けた運転資金(約52億円)や広告費(約41億円)などに充てる。20年11月1日時点の発行済株式総数(2939万3115株)に対する株式増加分の比率は最大17%に達することから、株式価値の希薄化懸念で売られている。

<2928> RIZAPーG 143 +8
大幅に4日続伸。瀬戸健社長が一部メディアの取材に対し、21年3月期は「固定費を(前期より)70億円以上抑えられる」と発言したと報じられ、買い材料視されている。報道によると、「主力のフィットネスジムでトレーナーの配置を見直して人件費を減らし、家賃負担も減額できる見込み」という。新型コロナウイルスの感染拡大で利用客の減少が懸念される中、固定費削減は経営体質の強化につながるとの見方から買われているようだ。

<7564> ワークマン 8540 -290
大幅に5日ぶり反落。20年12月の既存店売上高が前年同月比6.1%増になったと発表している。11月(0.8%増)から伸びが加速したものの、材料出尽くし感から売り優勢となっている。客数は9.0%増(前月2.3%増)、客単価は2.6%減(同1.4%減)となった。全店ベースの売上高は13.8%増(同8.6%増)。12月は気温低下で防寒アウターやウォームパンツ、発熱素材のインナーシャツ・タイツなど冬物衣料が好調だった。

<4592> サンバイオ 1461 +71
大幅に続伸。自社グループの再生細胞医薬品「SB623」のフェーズ2試験(STEMTRA試験)の中間解析結果が米国神経学会の学会誌に掲載されたと発表している。それによると、主要評価項目のベースラインからの改善を達成したとしている。中間解析結果で示された治験データは、慢性期外傷性脳損傷に伴う運動機能障害の改善に対する再生医療や細胞治療の可能性を期待させるという。 <ST>
配信元: フィスコ

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