丹青社、今期経常を11%上方修正、未定だった配当は2円減配

配信元:株探
投稿:2020/12/09 15:00
 丹青社 <9743> が12月9日大引け後(15:00)に決算を発表。21年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比0.5%増の46.7億円となった。
 併せて、通期の同利益を従来予想の38億円→42億円(前期は58.7億円)に10.5%上方修正し、減益率が35.3%減→28.4%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.4億円→6.4億円(前年同期は32.6億円)に2.6倍増額し、減益率が92.4%減→80.2%減に縮小する計算になる。

 同時に、従来未定としていた今期の年間配当は40円(前期は42円)実施する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比45.2%減の11.2億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.3%→6.0%に悪化した。

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