インスペック、上期経常が72％減益で着地・8-10月期は赤字拡大

　インスペック <6656> [東証２] が12月7日大引け後(15:00)に決算を発表。21年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比72.2％減の4200万円に大きく落ち込み、通期計画の1億3000万円に対する進捗率は32.3％にとどまり、さらに前年同期の154.1％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常損益は8800万円の黒字(前年同期は5300万円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である8-10月期(2Q)の連結経常損益は8000万円の赤字(前年同期は1600万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-1.3％→-31.6％に急悪化した。

株探ニュース