明日の為替相場見通し=米雇用統計を見極めへ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/12/03 17:07
明日の為替相場見通し=米雇用統計を見極めへ  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米国時間4日に発表される米11月雇用統計を見極めたいとして様子見ムードが広がりそうだ。予想レンジは1ドル=104円00銭~104円70銭。

 新型コロナウイルス向けワクチン実用化による経済正常化への期待感から、足もとではリスクオンのユーロ買い・ドル売りが優勢となっているが、米11月雇用統計の発表を控えていったん落ち着くことが予想される。米民間雇用サービス会社ADPが2日に発表した11月雇用統計は市場予想を下回る内容となり、更に今晩発表される米新規失業保険申請件数(前週分)でも雇用回復の鈍化が示唆されれば、流動性の高いドルの需要が高まる可能性もある。このほか、今晩に発表されるユーロ圏10月小売売上高や米11月ISM非製造業景況指数なども注目されている。

出所:MINKABU PRESS
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