ヨシタケ、今期経常を2倍上方修正、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2020/11/02 15:10
 ヨシタケ <6488> [JQ] が11月2日大引け後(15:10)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比27.6%減の3.1億円に減った。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の3億円→6.1億円(前期は9億円)に2.0倍上方修正し、減益率が66.9%減→32.7%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比37.4%減の3億円に落ち込む計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→22円(前期は34円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比47.7%減の1.4億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の9.9%→5.3%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当第2四半期累計期間の業績(連結・個別)につきましては、新型コロナウィルス感染症拡大による落ち込みが期初に想定したほどとならなかった為、売上高は前回発表予想を上回る見込みとなりました。利益面では、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益とも、減収予想の縮小効果により、前回発表を大きく上回る見込みとなりました。 通期の業績(連結・個別)につきましては、新型コロナウィルス感染症が経済活動に与える影響が不透明な中、第2四半期累計期間の動向を踏まえ、前回発表予想を上回る見込みとなりました。今後の景気動向を注視し業績予想の見直しが必要になった場合には速やかに開示することといたします。

  2021年3月期の期末配当予想につきましては、当初1株当たり20円00銭としておりましたが、通期業績予想を上方修正することに伴い、1株当たり22円00銭と修正いたします。当社は株主に対する配当額の決定は最重要政策のひとつと考えており、基本的には利益に対応して配当性向30%以上を目標に配当額を決定する方針であります。株主の皆様におかれましては何卒ご理解を賜りますようお願いいたします。※上記に記載した業績予想および配当予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績および配当額は今後の様々な要因によって上記予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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