化工機、今期経常を一転4％増益に上方修正

　三菱化工機 <6331> が10月30日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の12.7億円に急拡大し、従来予想の8.4億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の22.1億円→25億円(前期は24.1億円)に13.1％上方修正し、一転して3.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比35.8％減の12.2億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比70.1％増の7.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.1％→6.3％に改善した。

株探ニュース