ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金2342億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比52.4％増の2342億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同49.7％増の1930億円だった。

　個別ではグローバルＸ　ＭＳＣＩスーパーディビィデンド <2564> 、上場インデックスファンド日経ＥＳＧリート <2566> 、ＮＺＡＭ　カーボン・エフィシェント指数 <2567> が新安値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が7.56％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が3.73％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.19％安、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> は4.42％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は3.96％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は3.55％安、ＵＢＳ　米国株 <1393> は3.49％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が86円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1150億400万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金864億5200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が261億600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が227億6800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が99億2300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が46億2900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が40億2600万円の売買代金となった。

株探ニュース