ヤマダHD、今期経常を21%上方修正

配信元:株探
投稿:2020/10/28 12:30
 ヤマダホールディングス <9831> が10月28日昼(12:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の672億円→810億円(前期は460億円)に20.5%上方修正し、増益率が45.9%増→75.8%増に拡大する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の364億円→490億円(前年同期は280億円)に34.6%上方修正し、増益率が29.9%増→74.9%増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、新型コロナウイルスの影響を受けつつも、生活必需商品である家電製品や「新生活様式」に対応した関連商品の需要の高まり、また、当社が中長期的視点で改革に取り組んできた成果が定着してきたことにより、好調に推移いたしました。内容的には、住まいに関する家電から住宅・リフォーム、家具・インテリア及び生活用品等までが一ヶ所で揃う店として、「暮らしまるごと」のコンセプトのもと、生活基盤産業としての新しい業態として成果が定着してまいりました。利益面につきましては、セルアウト重視の経営、当社独自のEコマース事業構築による販売強化、SPA商品の開発等の強化・拡大を含めた各事業セグメントのシナジーによる「つながる経営」により、粗利高及び粗利率が向上しました。 また、営業時間短縮、店舗再編、支社長制度等による抜本的なコスト見直しによる販売費及び一般管理費の削減により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益がそれぞれ予想を大きく上回る結果となりました。2021年3月期の通期連結業績予想につきましては、本日公表された株式会社大塚家具の業績予想、2020年10月29日予定の株式会社ヒノキヤグループの連結子会社化を織り込み、新型コロナウイルス感染症の影響等、先行き不透明な経済情勢を踏まえ、第3四半期以降の業績予想は、上記要因を除き期初の予想を据え置いた形で修正いたします。【業績予想に関する留意事項】本資料に記載されている業績予想等の将来予測に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいたものであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。 実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。以上
配信元: 株探

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