早稲アカ、上期最終を一転黒字に上方修正

配信元:株探
投稿:2020/10/27 15:00
 早稲田アカデミー <4718> が10月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益を従来予想の1億0700万円の赤字→9600万円の黒字(前年同期は4億2800万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
 なお、通期の最終利益は従来予想の1億1300万円(前期は7億7200万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当第2四半期連結累計期間におきましては、コロナ禍の影響により、期首の塾生数が前年を下回るという厳しい状況でスタートいたしましたが、4月上旬よりZoomを活用した「双方向Web授業」を開始し、緊急事態宣言解除後には「対面授業」と「双方向Web授業」が選択できるデュアル形式のサービスに切り替え、学習指導の継続提供に注力してきたことにより、塾生数は当初の予想を超えるペースで順調に回復を続けております。そのような中、当社において、上半期の収益に大きく寄与する夏期講習会の売上高が計画を大きく上回ったことに加え、新型コロナウイルス感染防止のために開催を取り止めた「夏期合宿」の代替サービスとして実施した「夏期集中特訓」においても予算を超える申込みをいただきました。更に、各種選択講座等につきましても順調に推移をした結果、連結売上高は当初予想を360百万円(3.1%)上回る見通しとなりました。 費用につきましては、講座やクラスの増加等に伴って労務費及び原材料費が予算を上回るも、その他の経費については、売上原価・販管費ともに概ね予算範囲内で推移する見込みです。以上の結果、営業利益・経常利益・四半期純利益ともに、前記記載のとおり当初予想を大きく上回る見通しとなりました。 また、第2四半期個別業績予想につきましても、上記と同様の理由により修正しております。 なお、通期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症が冬期講習会、正月特訓及び来春に向けての新年度生集客等に与える影響がいまだ不透明なところがあり、引き続き見通しについての精査を要するため、2020年7月31日の公表数値を据え置かせていただきます。今後、予想値の修正が必要と判断された場合は、速やかに開示いたします。(注)上記の予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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