日本インシュ、上期最終を72%下方修正、通期も減額

配信元:株探
投稿:2020/10/23 10:00
 日本インシュレーション <5368> [東証2] が10月23日午前(10:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益を従来予想の5.4億円→1.5億円に71.5%下方修正した。
 上期業績の悪化に伴い、通期の連結最終利益も従来予想の11.3億円→8億円(前期は14.6億円)に28.9%下方修正し、減益率が22.8%減→45.2%減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  ベトナム工場は、東南アジアのプラント建設案件向けを主な販売先としていますが、コロナ禍の影響で人の移動が厳しく制限されたことに伴い、プラント工事の施工が多くの国で停止ないし遅延しております。この影響を受けて、ベトナム工場の稼働は、受注状況を見極めながら断続的に行われている状況となっております。 このことから、ベトナム工場の当期の営業利益の見込みが赤字となることがほぼ確実となったため、減損の兆候ありと判断し、ベトナム工場の有形固定資産、無形固定資産等の固定資産につき、2020年10月23日開催の取締役会において、2021年3月期第2四半期決算で462百万円の特別損失計上(連結)をする旨の決議をいたしました。 これに伴いまして、上記の通り、2021年3月期第2四半期及び2021年3月期通期業績予想数値の修正を行っております。 当社の関係会社出資金についても同様に712百万円の減損処理に伴う評価損の計上(個別)を行う旨の決議をいたしました。なお、当該関係会社出資金評価損は、連結決算上消去されるため、連結業績への影響はありません。 また、ベトナム事業の今後について、東南アジア市場の将来性を踏まえ、ベトナム事業からの撤退は考えず、必要に応じ追加投資も含め積極的に取り組んでいくことについて、同取締役会において確認済みであります。(注) 上記の業績予想は、当資料発表日現在において入手可能な情報に基づいており、実際の業績は、様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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