<動意株・22日>(大引け)=日道路、バンクオブイ、クオールHDなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/10/22 15:01
<動意株・22日>(大引け)=日道路、バンクオブイ、クオールHDなど  日本道路<1884.T>=後場動意づく。同社はきょう午後1時30分頃に、21年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想を修正。営業利益見通しは前年同期比2.0倍の39億円(従来予想は21億円)に上方修正した。売上高見通しも同5.6%増の700億円(従来予想は670億円)に引き上げた。建設事業で工事消化が計画以上に進捗していることや、製造・販売事業で原材料が見込みよりも低価格で推移したことが主な要因だとしている。なお、通期業績予想については、新型コロナウイルスの影響が見極めにくいとして従来計画を据え置いている。

 バンク・オブ・イノベーション<4393.T>=一時ストップ高。同社はきょう、延期していたファンタジーRPG「ミトラスフィア ―MITRASPHERE―」の中国本土での配信を開始したと発表しており、これが株価を刺激したようだ。「ミトラスフィア」は、国内では2017年8月から提供しており、累計ダウンロード数は700万を突破している。なお、あわせて進めている「幻獣契約クリプトラクト」の中国本土配信については、21年9月期上期中(20年10月~21年3月)に配信を開始する見込みだとしている。

 クオールホールディングス<3034.T>=上げ足早める。きょう昼ごろ、21年3月期上期(4~9月)の連結経常利益予想を従来の8億円(前年同期比77.9%減)から21億900万円(同41.7%減)へ大幅上方修正すると発表しており、これが好感されている。保険薬局事業で7月以降に外来診療の受診控えの回復が徐々にみられたほか、コスト適正化プロジェクトが一定の成果を上げたことが寄与した。また、医療関連事業では専門領域MRの戦略的な配置などが進みCSO(営業支援)事業が好調に推移したことも業績上振れに貢献した。なお、通期の経常利益は従来予想の65億円(前期は80億2400万円)を据え置いている。

 サマンサタバサジャパンリミテッド<7829.T>=ストップ高。21日に同社が展開するブランド「Samantha Thavasa Petit Choice(サマンサタバサプチチョイス)」と人気スマートフォン向けゲーム「ディズニーツイステッドワンダーランド」のコラボアイテムを発売すると発表しており、これが刺激材料となっているようだ。財布やバッグを中心に展開し、10月21日から11月19日の期間限定で完全受注販売という。

 イーグル工業<6486.T>=大幅続伸。21日の取引終了後、21年3月期業績予想について、売上高を1234億円から1241億円(前期比12.7%減)へ、営業損益を18億円の赤字から11億円の黒字(同80.9%減)へ、最終損益を34億円の赤字から1億円の黒字(同96.6%減)へ上方修正したことが好感されている。上期において、新型コロナウイルス感染症の影響で一般産業機械業界向け事業及び航空宇宙業界向け事業の減収幅が想定より拡大する見通しだが、自動車・建設機械業界向け事業は減収幅が抑えられる見通しであることが寄与する。また、プロダクトミックスや固定費の支出が抑止されたことなども利益を押し上げる。

 NOK<7240.T>=急伸、底値離脱の動き。同社は21日取引終了後に、21年3月期通期の連結業績予想を修正。営業損益見通しは従来の228億円の赤字から、108億円の赤字(前期は120億2800万円の黒字)に上方修正した。売上高見通しは前期比15.4%減の5302億円(従来予想は4880億円)に引き上げた。中国などで自動車生産が復調してきたことに伴いシール事業の売り上げが回復傾向にあるほか、電子部品事業でもスマートフォン向けの販売が想定を上回って推移していることが主な要因だとしている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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