午前:債券サマリー:先物は小反落、長期金利横ばい

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/09/30 12:20
 30日午前の債券市場で、先物は小反落している。明日10年債入札を前に様子見ムードが強く、相場の方向感が乏しかった。

 東京債券市場で債券先物買い先行し一時、前日比8銭高の152円19銭まで上昇した。前日欧州市場で金利が低下したことや2年債入札が無難な結果となった流れを引き継いだ。日経平均株価が反落したことも安全資産とされる債券のプラス材料となった。一方で、10月1日に財務省による10年債入札など控えていることから買いが続かず相場は次第に軟化した。なお、日銀は「残存期間1年以下」「同3年超5年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物12月限の終値は前日比2銭安の152円09銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べ横ばいの0.015%だった。

出所:MINKABU PRESS
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