9月29日のNY為替・原油概況

配信元:フィスコ
投稿:2020/09/30 04:26
 29日のニューヨーク外為市場でドル・円は105円54銭から105円70銭まで上昇して引けた。米7月S&P住宅価格指数の予想以上の伸び、米9月消費者信頼感指数が3月来の高水準に回復したため景気見通しが改善し、ドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1693ドルから1.1745ドルまで上昇して引けた。ユーロ圏9月景況感指数が3月来の水準に改善したことを好感したユーロ買いが継続。

ユーロ・円は123円55銭から124円12銭へ上昇。



  
ポンド・ドルは1.2903ドルまで上昇後、1.2823ドルまで下落した。英中銀のベイリー総裁が「英中銀はマイナス金利を導入するかどうかの決定に達していない」と発言したためマイナス金利への思惑が後退し一時ポンドのショートカバーが加速。ただ、英国の新型ウイルス感染件数の増加が伝えられると売りが再燃した。


  ドル・スイスは0.9229フランから0.9191フランまで下落した。
[経済指標]・米・7月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+3.95%(予想:+3.60%、6月:+3.46%)・米・8月卸売在庫速報値:前月比+0.5%(予想:-0.1%、7月:−0.1%←-0.3%)・米・8月前渡商品貿易収支:‐829億ドル(予想‐818億ドル、7月‐801億ドル←—793億ドル)・米・9月消費者信頼感指数:101.8(予想:90.0、8月:86.3←84.8)・独・9月消費者物価指数速報値:前年比-0.2%(予想:0.0%、8月:0.0%)

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配信元: フィスコ