米消費者信頼感は予想外の強さも、ドル買いの反応はなし＝ＮＹ為替

　日本時間２３時に発表された９月の米消費者信頼感指数は１０１．８と３月以来の水準を回復し、米消費者のセンチメントは予想外に強いことが示された。前回８月分が大きく落ち込んだ反動が出た可能性もあるが、米消費者の雇用や経済の見通しの改善が示された格好。

　ただ、為替市場にドル買いの反応は見られず、むしろ、対ユーロでドル売りが見られている。今月に入って続いているリスク回避の雰囲気に一服感が出て来ているとの期待もある中、強い米経済指標にリスク選好のドル売りの反応を見せているようだ。

コンファレンスボード消費者信頼感指数（9月）23:00
結果　101.8
予想　90.0　前回　86.3（84.8から修正）

USD/JPY　105.60　EUR/USD　1.1741

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美