ドル買い先行もその後は一服、米欧株堅調で、ドル円は105円前後=ロンドン為替概況
ドル買い先行もその後は一服、米欧株堅調で、ドル円は105円前後=ロンドン為替概況
ロンドン市場では、ドル買い先行も、その後は調整が入った。ロンドン朝方にはポンドドル1.2676レベル、ユーロドル1.1672レベルと、前日から一段とドル高が進む動きをみせた。ドル指数は約2カ月ぶりのドル高水準となった。しかし、欧州株や米株先物が堅調に推移するなかで、リスク警戒のドル買いは薄れ、次第にドル安方向へと調整が入っている。ポンドドルは1.27台前半へと買い戻され、ユーロドルは1.1719レベルに高値を広げた。ドル円は105円付近での揉み合いに終始。クロス円は下に往って来いと方向性に欠けた。ユーロ円は122.50台まで下落したあとは、123円近辺へと反発。ポンド円は133円台前半から後半で下に往って来い。9月ユーロ圏PMI速報値は、製造業が改善する一方で、非製造業は悪化とまちまちの内容だった。英PMI速報値は前回から低下したが引き続き50を上回った。バルニエEU首席交渉官は通信社の英国内市場法案についての質問に対して、コメントを拒否している。
ドル円は105円近辺での取引。前日からのドル買いの動きを受けて、東京市場では高値を105.20レベルまで伸ばしたが、その後は上値を抑えられている。ロンドン朝方には105円台割れとなる場面があった。欧州株が堅調に推移しており、リスク警戒型のドル買い圧力が後退している。ただ、下押しの動きも限定的で105円を挟む水準で揉み合っている。
ユーロドルは1.17台前半での取引。前日からのドル買いの流れを受けて、ロンドン朝方には1.1672レベルまで一段安となった。ドル指数は約2カ月ぶりのドル高水準となった。しかし、欧州株や時間外取引の米株先物が上昇するなかで、ドル買いに調整が入り、1.1719レベルまで買い戻された。ユーロ円は朝方に122.58レベルまで売られたあとは、反転して123.05レベルまで買われた。9月ユーロ圏PMI速報値は、製造業が改善する一方で、非製造業は悪化とまちまちの内容だった。JPモルガンが英EU離脱で資産2300億ドルをドイツにシフト、と報じられており、ポンド売り・ユーロ買いを連想させた面もあったようだ。
ポンドドルは1.27台前半での取引。東京午後に1.27台を割り込み、ロンドン序盤には1.2676レベルまで安値を広げた。その後はユーロドルと同様に買い戻しが入り、1.2740台まで上昇した。ポンド円は133.70台から一時133.14レベルまで下落したが、その後は欧州株高などを受けて133.70-80レベルへと買い戻された。ユーロポンドはポンド売り先行も、その後は一服。9月の英PMI速報値は製造業、非製造業ともに前回から低下したが引き続き景気分岐点の50を上回った。バルニエEU首席交渉官は通信社の英国内市場法案についての質問に対して、コメントを拒否している。ブレグジット関連の不透明感は続いている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
ロンドン市場では、ドル買い先行も、その後は調整が入った。ロンドン朝方にはポンドドル1.2676レベル、ユーロドル1.1672レベルと、前日から一段とドル高が進む動きをみせた。ドル指数は約2カ月ぶりのドル高水準となった。しかし、欧州株や米株先物が堅調に推移するなかで、リスク警戒のドル買いは薄れ、次第にドル安方向へと調整が入っている。ポンドドルは1.27台前半へと買い戻され、ユーロドルは1.1719レベルに高値を広げた。ドル円は105円付近での揉み合いに終始。クロス円は下に往って来いと方向性に欠けた。ユーロ円は122.50台まで下落したあとは、123円近辺へと反発。ポンド円は133円台前半から後半で下に往って来い。9月ユーロ圏PMI速報値は、製造業が改善する一方で、非製造業は悪化とまちまちの内容だった。英PMI速報値は前回から低下したが引き続き50を上回った。バルニエEU首席交渉官は通信社の英国内市場法案についての質問に対して、コメントを拒否している。
ドル円は105円近辺での取引。前日からのドル買いの動きを受けて、東京市場では高値を105.20レベルまで伸ばしたが、その後は上値を抑えられている。ロンドン朝方には105円台割れとなる場面があった。欧州株が堅調に推移しており、リスク警戒型のドル買い圧力が後退している。ただ、下押しの動きも限定的で105円を挟む水準で揉み合っている。
ユーロドルは1.17台前半での取引。前日からのドル買いの流れを受けて、ロンドン朝方には1.1672レベルまで一段安となった。ドル指数は約2カ月ぶりのドル高水準となった。しかし、欧州株や時間外取引の米株先物が上昇するなかで、ドル買いに調整が入り、1.1719レベルまで買い戻された。ユーロ円は朝方に122.58レベルまで売られたあとは、反転して123.05レベルまで買われた。9月ユーロ圏PMI速報値は、製造業が改善する一方で、非製造業は悪化とまちまちの内容だった。JPモルガンが英EU離脱で資産2300億ドルをドイツにシフト、と報じられており、ポンド売り・ユーロ買いを連想させた面もあったようだ。
ポンドドルは1.27台前半での取引。東京午後に1.27台を割り込み、ロンドン序盤には1.2676レベルまで安値を広げた。その後はユーロドルと同様に買い戻しが入り、1.2740台まで上昇した。ポンド円は133.70台から一時133.14レベルまで下落したが、その後は欧州株高などを受けて133.70-80レベルへと買い戻された。ユーロポンドはポンド売り先行も、その後は一服。9月の英PMI速報値は製造業、非製造業ともに前回から低下したが引き続き景気分岐点の50を上回った。バルニエEU首席交渉官は通信社の英国内市場法案についての質問に対して、コメントを拒否している。ブレグジット関連の不透明感は続いている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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