【これからの見通し】FOMC待ち、米株の反応がポイントに
【これからの見通し】FOMC待ち、米株の反応がポイントに
きょうは米FOMC会合の結果内容が発表される。市場では、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演の内容が、より具体化されることを期待しているようだ。すなわち、新戦略方針として、雇用の重視、インフレ2%目標を期間平均化することで、従来よりも長期的な低金利政策維持を目指すものだ。
為替市場では、米金融当局の新たな方向性の明示によって、ドル安トレンドの長期化、安定化することが見込まれているようだ。先日のECB理事会では、米金融当局に対抗するほどのハト派色は打ち出されなかった。ラガルド総裁からは、ユーロ高に対する強いけん制はみられず。ドル対ユーロという世界の2大通貨で、金融政策のイメージに差が生じたことは大きい。ただ、それもきょうのFOMC会合の内容およびパウエル議長の会見次第ではある。
また、きょうはFOMCメンバーによる金利見通し、経済予測などの発表も予定されている。話題には事欠かない相場となりそうだ。発表を受けた米株式市場の反応がポイントとなろう。仮に、急速に調整売りが入るようだと、為替市場でもポジションの巻き返しが入りやすくなり相場は荒れそうだ。
FOMCを控えたロンドン、NY市場でもそれなりに経済指標の発表は多い。先ほどの英物価統計に続いて、ユーロ圏貿易収支(7月)、南アフリカ小売売上高(7月)、米MBA住宅ローン申請指数(11日までの週)、米小売売上高(8月)、カナダ消費者物価指数(8月)米企業在庫(7月)などが発表される予定。FOMC後には、対米証券投資(7月)、ブラジル中銀政策金利 などが発表される。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
きょうは米FOMC会合の結果内容が発表される。市場では、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演の内容が、より具体化されることを期待しているようだ。すなわち、新戦略方針として、雇用の重視、インフレ2%目標を期間平均化することで、従来よりも長期的な低金利政策維持を目指すものだ。
為替市場では、米金融当局の新たな方向性の明示によって、ドル安トレンドの長期化、安定化することが見込まれているようだ。先日のECB理事会では、米金融当局に対抗するほどのハト派色は打ち出されなかった。ラガルド総裁からは、ユーロ高に対する強いけん制はみられず。ドル対ユーロという世界の2大通貨で、金融政策のイメージに差が生じたことは大きい。ただ、それもきょうのFOMC会合の内容およびパウエル議長の会見次第ではある。
また、きょうはFOMCメンバーによる金利見通し、経済予測などの発表も予定されている。話題には事欠かない相場となりそうだ。発表を受けた米株式市場の反応がポイントとなろう。仮に、急速に調整売りが入るようだと、為替市場でもポジションの巻き返しが入りやすくなり相場は荒れそうだ。
FOMCを控えたロンドン、NY市場でもそれなりに経済指標の発表は多い。先ほどの英物価統計に続いて、ユーロ圏貿易収支(7月)、南アフリカ小売売上高(7月)、米MBA住宅ローン申請指数(11日までの週)、米小売売上高(8月)、カナダ消費者物価指数(8月)米企業在庫(7月)などが発表される予定。FOMC後には、対米証券投資(7月)、ブラジル中銀政策金利 などが発表される。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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