フラクタルが6日ぶり反発、子会社提供の脂肪組織由来再生(幹)細胞を用いた慢性疼痛の細胞治療が医療機関で実施へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/08/27 10:18
 FRACTALE<3750.T>が大幅高し6日ぶりに反発している。26日の取引終了後、100%子会社サイトリ・セラピューティクスが提供する脂肪組織由来再生(幹)細胞(ADRC)を用いた「慢性疼痛」に対する細胞治療が、東京都港区とさいたま市南区の2医療機関で実施されると発表しており、これが好感されている。

 慢性疼痛の治療法は対症療法が主で、手術療法などの根治療法がないのが現状。今回用いられるADRCは、患者自身の皮下脂肪組織のなかに含まれているさまざまな細胞の集団で、血管を新しく作る、炎症をコントロールする、傷ついた組織を修復するなどの働きがあることが、多くの研究の結果で確認されており、新たな治療法として期待されているという。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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