JTOWER(4485)高成長期待の新興株が躍進、一目均衡の三役好転で追い風が吹くか◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2020/08/24 08:48

高成長期待の新興株が躍進、一目均衡の三役好転で追い風が吹くか

【事業内容】
 屋内の通信インフラシェアリングをはじめWi-Fiソリューション、ローカル5Gを念頭においた屋外での基地局設置、通信鉄塔等のタワーシェアリングなどを手がける。商業施設や官公庁、病院といった施設の屋内インフラ設備、遊休スペースの屋上活用などの提案で実績を挙げる。

【業績面】
 業績面においては8/7に第1Q決算を発表し、売上高59%増収、営業利益は1.0億円を計上し、今期見通しに対する進捗率はそれぞれ24.1%、66.6%に及ぶこととなった。国内IBS事業が前期比77%増と成長をけん引し、コロナ禍における緊急事態宣言の解除時期が想定よりも早期に実現したことにより、サービス開始に伴う導入件数の伸びが貢献した。

【株価動向】
 株価は3/13安値2864円をつけた際には上場来安値を窺わせたが、3000円付近では底堅さを発揮。4月には反発に転じるとコロナショック影響に伴う需給面の悪化は5月早々に抜け出したとみられる。とくに5/12の前期実績発表において、新規公開株に顕著にみられやすい失望売りではなく成長期待を加速させるものであったことから上値を伸ばし、7/10には高値6340円が示現した。足元ではやや調整含みから25日線を割り込んだが、出直り色を強めてきており今後の一段高が期待される動きがみられている。

配信元: 達人の予想

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