スクロールはカイ気配、今期経常を一転増益に上方修正し21期ぶり最高益更新へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/08/03 09:19
 スクロール<8005.T>はカイ気配スタートとなっている。7月31日の取引終了後、21年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の26億3100万円に急拡大して着地したと発表しており、これを好感する買いが入っている。

 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う購買行動の変化や巣ごもり消費の高まりを受けて、通販事業、ソリューション事業を中心に受注が大きく増加し、売上高は219億9600万円(前年同期比13.8%増)と2ケタ増収を達成した。売上原価の低減や販促費の抑制を進めたことなども大幅増益につながった。

 第1四半期業績の好調に伴い、早くも通期の同利益を従来予想の20億円(前期比12.9%減)から35億円(同52.4%増)に上方修正し、21期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。また、同時に発表した6月の売上高は前年同月比24.5%増と2カ月連続で前年実績を上回っている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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