ETF売買動向＝31日大引け、全銘柄の合計売買代金3930億円

　31日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比193.7％増の3930億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同207.8％増の3601億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2512> が新高値。ＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　穀物上場投資信託 <1688> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　大豆上場投資信託 <1697> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が4.99％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　金上場投資信託 <1672> は11.68％安、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> は5.22％安、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン高配当利回り　ＥＴＦ <1478> は5.00％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.75％安、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> は4.69％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が629円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1897億1700万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金796億4100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が989億5700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が159億2600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が122億900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が111億8900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が77億4900万円の売買代金となった。

株探ニュース