日経VI:低下、株価下落も市場心理の悪化は限定的
配信元:フィスコ
投稿:2020/07/17 15:53
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は17日、前日比-0.68pt(下落率-2.92%)の22.62ptと低下した。なお、高値は22.89pt、安値は22.12pt。昨日の米国株安を受けた今日の東京市場だが、新型コロナワクチン開発進展への期待感などから、日経225先物は小幅上昇、日経VIは低下して始まった。米国株安に加え、新型コロナへの警戒感の一層の高まりや、米中対立の激化、中国株の下落など、今日の株式市場では懸念材料が目白押しだったが、株価が下げた場面では押し目買いも入り、市場心理の悪化は限定的だった。このため、日経VIは終日、前日水準を下回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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