米国株式相場は上昇。ダウ平均は556.79ドル高の26642.59ドル、ナスダックは97.73ポイント高の10488.58ポイントで取引を終了した。カリフォルニア州などウイルス感染再燃により経済活動の再開を数段階戻す動きが見られ景気回復が遅れるとの懸念や米中関係の悪化懸念から下落で寄り付いた。しかし、引き続きウイルスワクチン開発期待が下支えとなり上昇に転じた。ハイテク株の利益確定が散見される一方、当局による大規模支援策が長期に渡って維持されるとの期待から引けにかけては景気循環株がけん引し上昇幅を拡大した。セクター別では、エネルギーや自動車・自動車部品が上昇した一方、銀行が下落した。
大手銀JPモルガン(JPM)は第2四半期決算でトレーディング収入が過去最高となりウイルスによる悪影響を相殺、予想を上回る結果が好感され上昇した。製薬会社モデルナ(MRNA)はワクチン後期治験を27日から開始すると発表し上昇。一方で、大手銀のウェルズファーゴ(WFC)は第2四半期決算で2008年第4四半期以降初めてとなる損失を計上したほか減配を発表し下落。大手航空会社デルタ(DAL)は決算が予想を下回ったほか、ウイルスからの回復には2年以上かかると悲観的見通しを示し軟調。
連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は米国経済の回復ペースが鈍化する可能性を警告し追加支援の必要性を主張した。
Horiko Capital Management LLC
<FA>
大手銀JPモルガン(JPM)は第2四半期決算でトレーディング収入が過去最高となりウイルスによる悪影響を相殺、予想を上回る結果が好感され上昇した。製薬会社モデルナ(MRNA)はワクチン後期治験を27日から開始すると発表し上昇。一方で、大手銀のウェルズファーゴ(WFC)は第2四半期決算で2008年第4四半期以降初めてとなる損失を計上したほか減配を発表し下落。大手航空会社デルタ(DAL)は決算が予想を下回ったほか、ウイルスからの回復には2年以上かかると悲観的見通しを示し軟調。
連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は米国経済の回復ペースが鈍化する可能性を警告し追加支援の必要性を主張した。
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