ETF売買動向＝10日前引け、野村情通サ他、ＷＴ金が新高値

　10日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比38.3％増の1244億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同36.4％増の1079億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> 、ｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　金上場投資信託 <1672> 、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> など6銘柄が新高値。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> が7.71％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が4.27％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> が3.29％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.77％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が52円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金671億2500万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均837億8300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が248億円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が41億9000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が35億5400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が22億5500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が13億7300万円の売買代金となった。

株探ニュース